人間世界は不思議だなあ。 役人って本当に何にも分かってないんだね。 政府が給付金とかでお金をばらまくらしいけど、そんなの「焼け石に水」だって。 庶民の上に立つエライ人がこんな初歩的な諺もご存じない。
確かに明日の食べ物にも困る人がいるかも知れない。 給付金で何日かはしのげるかも知れない。 でも、ソレが過ぎたらどうするの? それより先にするべき事があるんじゃないの? 医療も福祉も教育もその他の産業も、末端の現場でまじめに働いている人々はこんなシステムでいいのかと思いながら、歯を食いしばって耐えているんだよ。 それぞれの患者、利用者、生徒、お客も、もちろん同じこと。
しかも、国のおエライさんが思いついたこの愚策の施行が、実務的には地方の市町村にマル投げされるんだそうだ。 迷惑な話だなあ。 訳のわからん窓口係と、それ以上に困ってる人やお年寄りで、役所は混乱の極みを呈するだろう。 「お金持ちはご遠慮を」と言ったって、無駄だよ。 アンタら、わかってんの。 カネモチほど銭には汚いんだよ。 だから金がたまるんじゃないか。
オレ、猫でよかったよ。 金にも政治権力にも無縁だもんな。 まあ、母ちゃんが働いて、オレたちに最低限の生活保障はしてくれてる。 無論、贅沢なんかさせてもらえないけど。 母ちゃんが一文無しになれば、オレたちも運命を共にする。 母ちゃん、踏ん張ってほしいよ。
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