100年に一度と言われる不況、雇用不安の中で、消費税率を上げることが取り沙汰されている。 オレは猫だから人間のやることはどうもよくわからないけど、何で生活が苦しい人からも高い税金取るんだあ? 今は、努力してもなお職がない人が多いんでしょ? だったら、生活必需品は現状のままにして、高級車や宝石や豪邸なんかに高い税率かければいいと思うんだけど。 でも、誰もその事を言わない
オレは母ちゃんのおんぼろ車に乗ってスーパーの駐車場に入ったことがあるけど、その時ビックリしたのは、周りに停めてあるクルマの半分以上が3ナンバーだったことだ。 それに、オレは行った事はないが、デパ地下なる所には高級食材が山のように並んでいて、毎日それを買いに来るお客も多いのだそうな。
なんなんだ? 不景気だ不景気だ言いながら、金持ちは依然として金持ちのまま消費生活を送っている。 それも当然、金持ちは少々の嵐は「どこ吹く風」。 今までの日本の経済は、あまりカネのない庶民までがローンを組んでモノを買いまくったから、成り立っていた部分がある。 その分がゴッソリ吹き飛ばされてしまった。
庶民は分不相応な暮らしから、分相応な暮らしへ戻るどころか、その日の暮らしさえが危うくなってきた。 二極分化が始まる。 猫の世界にも、表面的にはそれはあるなあ。 何十万という値段を付けられた「高級猫」と、オレたちみたいなタダの「駄猫」と。 でも、猫の願いは、ただひとつ、猫らしく自由に生きたいということだけだから、飼い主が金持ちか貧乏かは、あまり関係ないんだよ。 ←ご覧になってからここをポチッと
←押して下さると嬉しいです。
←ありがとうございました