106 野村萬斎さんっ

母ちゃん  「らんららんららららんっ♪」
ぶん    「母ちゃん、珍しく上機嫌でご帰宅だぞ」
とめ    「気色わる~」
ちび    「あ、そう言えば、今夜、能・狂言を見に行ってきたんだよ」
とめ    「農協がどうしたって?」
ぶん    「ぷっ。日本の古典芸能だよ。奥ゆかしくて、なかなか難しいものだ。でも母ちゃんに分かるのかなあ」
母ちゃん  「ああ、よかったなあ、野村萬斎さん」
とめ    「おいおい、目がハート型になってるぞぉ」
ちび    「えっ。あの、映画で陰陽師やったヒト? 母ちゃんもミーハーな!」
母ちゃん  「無礼者っ。そこへなおれ」
ちび    「ひ~っ」
母ちゃん  「そこら辺のバカたれ(タレント)と一緒にするなぁ!狂言の修行積んだヒトだから、映画でも立ち居振る舞いがカッコよかったんだ」
ぶん    「でもさ、今回、能・狂言を見に行ったのは、映画を観たのがきっかけでしょ。狂言師としての萬斎さんを最初から好きだった訳じゃないよね」
母ちゃん  「うるさいわい。猫なんかに何が分かるかっ」
ちび    「ちょっと。しばらく放っておこうよ」
とめ    「うわぁ、扇子持ち出して何かやりだしたぞ~」
何にでもすぐかぶれる母ちゃんに、3匹はあきれ返って固まっちゃいましたとさ。

 
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