107 出生の秘密?
ちび 「ねえ、兄貴。外猫さんてどんな猫なの」
ぶん 「白地に茶色のオバサン猫らしいよ」
ちび 「性格は?」
ぶん 「愛想がよくて、そのくせ限度をわきまえてる、デキた人柄だって」
とめ 「けっ。どーせあたいは性悪猫さ」
ぶん 「誰もおまえと比べちゃいないよ」
ちび 「おまえ、かなりイジケてるね。うふ」
とめ 「母ちゃん、あたいらのゴハンの残りをやってるそうじゃねーか」
ぶん 「おまえが好き嫌いを言って残すからいけないんだろ」
母ちゃん 「その通り、おまえが悪い。もったいないから茶白にやってるだけさ」
ちび 「それは違うでしょ。母ちゃん、もっと他に訳があるんじゃない?」
母ちゃん 「う。・・・実はなあ、とめ」
とめ 「え、あたい?」
母ちゃん 「出没場所その他から推定して、あの猫はたぶんオマエの血縁だと思うんだけどなあ」
とめ 「!!!」
母ちゃん 「まあ、歳から言って、オマエの婆さんか母さんか叔母さんか」
とめ 「!!!」
母ちゃん 「それが、一方は拾われてわがまま一杯やり放題、一方は長のノラ暮らし。これ、どう思う、とめ?」
これは、あくまでも母ちゃんの推測に過ぎませんが、近所の猫版図を考えると、可能性はあるのです。まあ、これが、「暴れ猫とめ」への警鐘となってくれればよいのですが。
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