132 留守番猫
母ちゃんのよれよれイタリア一人旅(留守番猫編)
母ちゃんは近所のHさんに鍵を預け、3匹の猫の世話を頼んで8日間家を留守にしました。これはその間の猫どもの実況中継(?)であります。
ちび 母ちゃん、どこ行ったの。もう何日も帰ってこない~。
ぶん きっと遠くに行ってるんだよ。もうすぐ帰ってくるさ。
ちび 兄貴はなんでそう落ち着いてられるの。
ぶん 近所のHさんがちゃんとオレたちの面倒見てくれてるじゃないか。10年前にも確かこんなことがあったけど、大丈夫だったよ。
ちび そんな大昔の、あたしが生まれてない頃のことなんか知らない!
とめ あたいだってこんな事初めてだけどさ。いいじゃん、うるさいババアがいなくて。爪を切られたり、叱られたりすること、ないもんね~。
ちび バカっ! おまえはそういう次元でしか物事を見れないの?
ぶん まさか洗面所や小部屋でオレたちに隠れて何かしてるってことはないよね。
とめ なんなら、あたいがそういう所のドア開けてやってもいいよ、姐御。ほ~ら。エイヤっ。ガチャ~ン。 (とめはドアのノブに飛びついて開けることができます)
ぶん やっぱり、いないなあ。ちび、あきらめて待つことだね。
ちび うわ~ん。
帰宅してみると、普段は決して「悪い子とめ」も開けない部屋のドアが開けられ、猫どもが書類や衣類をひっくり返した形跡がありました。母ちゃんは「まあ、一応、私を探し回ってはいたんだな」とニンマリ。
他の2匹と違って、ちびは母ちゃんオンリーなので不安のあまり落ち込み、ドア開け名人とめがここぞとばかり姉貴のために働いたものと思われます。
私が帰宅して通常の生活が戻ってからは、あちこちのドアが開けられることはありません。
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