黒猫ぶんの子育て日記【一覧】

 何なんだよオマエたち
 これは、ある旅行から帰宅した母ちゃんと猫どもの話です。母ちゃんは、猫どもが喜んで出迎えてくれると頭から信じ込んでいました。(留守中の彼らの世話は、近所のNさんに鍵を預けてお願いしてあった) 母ちゃ...
 147 再び、天国のぶんより
天国のぶん お~い、とめ。新年おめでとう。 とめ    あ、兄い。お久し振り。今年もよろしく。相変わらず、神様んちで接待役をやってるんで? 天国のぶん うん。その後、ちびの具合はどうだい? とめ   ...
 146 天国からの指令
天国のぶん  やあ、とめ、元気かい? とめ     あ、兄貴。 天国のぶん  ちびは大丈夫かい? とめ     うん、毛もだいぶ生えそろってきて、食欲もあるよ。 天国のぶん  そいつは何より。でも、オ...
 145 レクイエム2
ぶん   お~い、おまえたち、元気かい? とめ    あ、兄い、ど、どうして急にいなくなっちまったの。 ぶん   神様がな、「ハイ、おまえのこの世での役目はそこまで」って言われたから、仕方がないんだよ...
 143 ちびの暴挙
母ちゃん  うわっ、何するんだ、このバカ猫! ぶん    どうしたの、母ちゃん? 母ちゃん  ちびが油絵具パレットを踏んづけて、そのまま逃げたっ。 ぶん    と言う事は・・・ 母ちゃん  家中に「梅...
 142 母ちゃん、疲労困憊
母ちゃん  ただいま~。ふ~・・・ ぶん    お帰り、母ちゃん。ん?いつものように怒ってないね。 ちび    なんか変だよ。最近、好きな音楽も聴かないし、溜息ばかりついてるし。遊んでもくれない。 母...
 141 政権交代?
 ウチにお客さんが来ていた時の事です。例によって、ぶんはお客さんに愛想を振りまき、ニャンニャン甘えていたんですが・・・   お客さん うん? ちょっと・・・ぶんちゃんが血ぃ出してますよっ。 母ちゃ...
 140 撲滅!スマホゾンビ
母ちゃん ただいま。・・・ふう~日本もいよいよ終わりかぁ。 ちび   あれ、また何かあったんだな。 ぶん   どしたの、母ちゃん? 母ちゃん スマホ見ながら歩いてきたバカ女が私にぶつかって、謝りもせず...
 139 撲滅!自転車暴走族
母ちゃん ただいま。ふう~。 ぶん   お帰り、母ちゃん。あれ、また何かあったね? 母ちゃん あのね、前にも暴走自転車に轢かれそうになった話をしたろ。 ちび   うん。よく覚えてるよ。母ちゃん、よけそ...
 138 行きとうてかなわんっ
DVD   Sono contenta di rivederti….. 母ちゃん  うん、「あなたにまた会えて、私嬉しいわ」だな。 とめ    おえ~。気色わる~。兄い、母ちゃんがけったいな言葉聴いて「おんなコトバ」に訳...
 137 母ちゃん、大当たり!
母ちゃん: ふう~っ。 ぶん:   母ちゃん、どしたの? 青い顔して。 ちび:   何回トイレ行ってるのさ。 とめ:   あたいが数えたところによると、1時間に15回やな。 母ちゃん: 昨日、宴会で食...
 136 母ちゃん、バカ~
母ちゃん  ただいま~。ふう~~。(5月連休中のある日の夕方) ぶん    どしたの、母ちゃん? ちび    かなり疲れてるようだね。 とめ    だから言ったやないか。せっかく退職したのに、そんなキ...
 135 母ちゃん、カッコ悪い~
母ちゃん  ふう~。 ちび    どしたの、母ちゃん。 とめ    ほっとけ。どーせくだらん事ばかりボヤくんやから。 母ちゃん  あのなあ。4月からフルタイムの仕事に戻ることになったんだよ。 3匹  ...
 134 年賀状について
母ちゃん  う~ん。 ぶん    どうしたの、母ちゃん? 母ちゃん  何て言ったらいいか・・・ ちび    また、どうでもいい事で怒ってるんでしょ。 母ちゃん  あのなあ、この年賀状、印刷文字だけなん...
 133 冤罪だにゃ~!
母ちゃん  わ~ん! ちび    何騒いでるの、母ちゃん? 母ちゃん  今朝からずっと、電話もメールもネット検索(光電話回    線)も出来ないんだよ~っ。 とめ    アホやな。別に命に関わる事やな...
 132 留守番猫
     母ちゃんのよれよれイタリア一人旅(留守番猫編)  母ちゃんは近所のHさんに鍵を預け、3匹の猫の世話を頼んで8日間家を留守にしました。これはその間の猫どもの実況中継(?)であります。 ちび ...
 131 靴紐
ちび    ねえ、兄ちゃん。母ちゃん、またご機嫌ななめだよ。 ぶん    今度は何だろ。どうせたいした事じゃないよ。 母ちゃん ったく、もう・・・ ちび    どうしたの、母ちゃん? 母ちゃん 何で、...
 130 母ちゃんの雪掻き
母ちゃん  痛っ。うう~。 ぶん     どしたの、母ちゃん。 母ちゃん  先日の雪掻きのせいでちょっと筋肉痛かも。 ちび     窓から見てたら、母ちゃん2時間くらい大スコップ振るってたね。 母ちゃん...
 129 歯が抜けたよ!
ちび   母ちゃん、床に変な物が転がってるよ。 母ちゃん どれどれ。あっ! うわ~。 とめ   なんや、なんや? 騒々しいやないか。 母ちゃん 奥歯だよっ。根っこから丸ごとの! ちび   うん? ぶん...
 128 猫の恩返し
母ちゃん ふう~う・・・ ぶん     どうしたの、母ちゃん? 母ちゃん 知り合いから便りがあってね。野良猫を引き取って自宅で世話してる人の話だけど・・・ ちび     いいことじゃないの、それ...
 127 スペシャル・ゲスト
ぶん    わ~い、お客さんだいっ。 (ちび、即座にカーテンの後ろに隠れる) とめ    これで今夜は退屈しねーな。 ぶん    うん? とめ    兄い、どうしたぃ? ぶん    なんかいつもと違う。なん...
 126 子育ては大変だぁ
ちび   母ちゃんがTVのニュース見てるよ! ぶん   珍しいね、人間世界のゴタゴタを見るのはイヤだって言ってるのに。 ちび  「視聴者投稿動画」・・・あ。ラッコの母さんが、子供が迷子にならないよう...
 125 ちびと雷
午前3時: ピカッ、ガラガラ、ドッシャ~ンッ! 母ちゃん ん? 何だ、何だ~。 ぶん    母ちゃん、落雷だ。この近くだよ。 母ちゃん ふぁ~、眠い。うわぁ、稲妻のせいで昼間みたいに明るいな~。 とめ ...
 124 世の中捨てたモンじゃない?
母ちゃん にこにこ、るんるん♪ ぶん   おや、母ちゃん、珍しく機嫌がいいね。 母ちゃん たまにはな。公園で小学生のワンパク共が遊んでたんだ。 ちび   ふ~ん。それで? 母ちゃん 公園入り口にそいつら...
 123 医者は機械の奴隷?
母ちゃん (ぶっす~う) ちび    母ちゃん、また何かで機嫌悪くしてる。 ぶん    そう言えば、病院に検査行ったらしいよ。大の病院嫌いが。 とめ    (へっ。あんな鬼婆でも具合悪くなんのかね) ...
 懲りない二人
母ちゃん 「あっ。何てことしてくれるんだっ!」   飲みかけのコーヒーカップを持っていたところへ、ぶんが頭突き。 母ちゃん 「ひえ~。どうするんだよ~。服も書類もまっ茶色じゃないか!」 ぶん   「う...
 121 母ちゃんパニック
母ちゃん ■○▲?△×●!□?! ちび   兄貴、母ちゃんが壊れてるよ~。 ぶん   またかい、今度は何? ちび   いえ、今度はパソコンも。 母ちゃん ああ、どうしてぇ。この画面、ワケ分からんがな。 ...
 120 ぶん、子供返り
ちび     「ねえ、母ちゃん」 母ちゃん  「ん?」 ちび    「ぶん兄貴がまた書類かじってるよ」 母ちゃん  「もういいや~。大事なモノは引き出しの中だから」(無気力) とめ     ...
 119 真夜中のチームワーク犯罪
母ちゃん 「こっら~、おまえらぁ」 ぶん    「うわっ、来た来た」 ちび    「知らないよ、あたしは」 母ちゃん 「誰だ、これ破いたの!!」 町内会の組長をしている母ちゃんが回収した総会委任状の紙...
 118 酔っ払いはヤ~ね
ある休日の朝のこと・・・ ぶん    母ちゃんっ、その顔どうしたの! 母ちゃん えっ。何かヘン? ちび    青アザできてるよ。 (母ちゃん、鏡を見る) 母ちゃん 本当だ。やっちまったな。あ、足にもある。...
 117 人間の子供と猫
カシカシカシカシ・・・ 母ちゃん ん? 何、あの音。 ちび   とめが窓ガラスぶっ叩いているんだよ。 ぶん   雪のひらひらが舞い落ちてくるだろ、それを狙って。 とめ   うんにゃろ、こんにゃろ。 ちび...
 116 おとめの祈り
ちび   母ちゃん、暮れはずっと台所にいたね。 ぶん   生まれて初めて「おせち」作るって張り切ってたんだよ。 とめ   「おせち」って何? ちび   日本の伝統的な正月料理さ。 とめ   あたいらの口...
 115 許すまじ、自転車暴走族
ちび    兄貴~、母ちゃんが何か怒ってるよ。 ぶん    放っといてもいいけど、今度は何? ちび    それがさ、また自転車のこと。 母ちゃん 「また」で悪かったな。だけど、今回の相手はオトナだ! ...
 114 Good News!
母ちゃん  ♪♪♪~ ぶん     母ちゃん、ご機嫌だね。何かいい事あったの。 母ちゃん  あった、あった。例の猫仲間のEさん。 そのお宅で時々ゴハンやってた野良猫がどこかで子供を産んでな。 ちび     そ...
 113 遠き山に陽は落ちて
♪    (遠き山に~陽は落ちて~)__地域の夕方5時の時報に使われたり、キャンプファイヤーの定番メロディだったりする。 母ちゃん 「・・・・」 ぶん    「どしたの、母ちゃん?」 母ちゃん 「うん。...
 112 マッサージ猫
母ちゃん  あ~こりゃ効く。う~たまらん。 ちび      (ふみふみふみふみふみふみ) とめ    兄貴、あの二人は何やってんでィ? ぶん    ちびが母ちゃんの腹をマッサージしてるんだ。 と...
 111 赤とんぼ
母ちゃん  夕焼け小焼けの赤とんぼ~♪ ぶん     母ちゃん、何歌ってんの? 母ちゃん  負われて見たのはいつの日か~♪ ちび     だめだよ、自己陶酔してる。それにしても、オンチだなあ。 とめ   ...
 110 室内熱中症
ぶん    ねえ、母ちゃん。エアコンつけないの~。 母ちゃん だってまだ室内気温33度超えてないだろう。節電、節電。 とめ    いつまで我慢するつもりじゃい! 母ちゃん うるさいっ。私だって週4日エア...
 109 横着者同士
とめ   姐御、姐御、ちょっと、兄いのカッコを見てみなせえ。 ちび   うん?いつものように仰向けに引っくり返って腹出してるけど。 とめ   手だけチョイチョイ動かして、ボールを取ろうとしてますぜ。 ...
 108 ヤギ猫ぶん
とめ    ねえ、姐御。ぶん兄貴はあんまり猫マンマ食べないね。 ちび    そう言えばそうだね。 とめ    今朝なんか、ベランダの鉢植えの葉っぱ食べてた。 ちび    トイレットペーパーやティッシュ...
 107 出生の秘密?
ちび    「ねえ、兄貴。外猫さんてどんな猫なの」 ぶん   「白地に茶色のオバサン猫らしいよ」 ちび    「性格は?」 ぶん   「愛想がよくて、そのくせ限度をわきまえてる、デキた人柄だって」 とめ...
 106 野村萬斎さんっ
母ちゃん  「らんららんららららんっ♪」 ぶん    「母ちゃん、珍しく上機嫌でご帰宅だぞ」 とめ    「気色わる~」 ちび    「あ、そう言えば、今夜、能・狂言を見に行ってきたんだよ」 とめ   ...
 105 母ちゃん、挙動不審
ちび  「ねえ、兄貴。母ちゃん、この頃、挙動不審じゃない?」 ぶん  「う~ん。実はオレも気になることがあるんだけどね」 ちび  「時々アタシたちの残りゴハン、ビニール袋に包んで, 出かけるんだよね」 ...
 104 母ちゃんキレる
ガチャッ。どどどどっ。 ぶん    ん? 何だ、何だ? ちび    母ちゃんがすんげー勢いで帰ってきたよ。 とめ    口がヘの字に曲がって、目が釣り上がってらぁ。 ぶん    母ちゃん、どしたの。 母...
 103 母ちゃんのため息
ちび    兄貴~、母ちゃんがため息ばかりついてるよ。 ぶん    またか、今度は何なんだよ。 とめ    きっと便秘かなんかだな、ありゃぁ。 母ちゃん  うるさいっ。私だってメンタルでヘコむことはあ...
 102 母ちゃんの腰痛
母ちゃん  うっ。少し腰が痛いかな~。膝も首も・・・ ぶん    母ちゃん、大丈夫? 母ちゃん  床に敷いた布団で寝れないんだから、仕方ないだろ。 ぶん    母ちゃんがソファで寝るようになってから3...
 101 暴走自転車
ちび    ねえ、兄貴、母ちゃん、ちょっとヘンじゃない? ぶん    ああ。落ち込んでるみたいだね。 とめ    普段が元気過ぎるから、あれくらいでちょうどイイんじゃね? 母ちゃん うっ。ぐすん。わ~...
 100 命を紡ぐこと
ちび   母ちゃん、二日ばかり留守をしていたね。 ぶん   ああ。新潟で鮭の遡上と産卵を見て来たんだって。 ちび   あたしたちが缶詰で食べてる、あの鮭? ぶん   うん。鮭は川で生まれて、若魚の時に...
 99 母ちゃんお疲れ
母ちゃん ただいま~ 3匹    うにゃにゃ、お帰りっ! 母ちゃん う~。ドタン(ソファに倒れる音) 10分後  ぐおーがおー(母ちゃんのいびき) ぶん    こりゃあ、相当疲れてるなあ。 ちび    ...
 98 母ちゃんふたたび
ぶん    母ちゃん、また働きに出るらしいよ。 ちび   飽きたんだな、家にいるの。 とめ   やった~い! うるせーババアがいなくなるっ♪ ちび   勉強はどうするんだろ。 ぶん   アルバイトだか...
 97 謎の蛇行線
母ちゃん この、くそガキが~! 何度言ったら分かるんだ。 とめ    ふぎゃ~。 ぶん    なんか、毎度おなじみの始まりになっちまったなあ。 ちび    仕方ないよ。 あいつが悪いんだもん。 ぶん ...
 96 トイレ事情
母ちゃん  このバカ猫が~ とめ    ふぎゃ~! ちび    兄貴、とめ何かやったの? ぶん    カーペットにおしっこしたんだよ。 ちび    またぁ?それって普通オスがやるんだよね。 ぶん    ...
 95 とめ、実況中継
とめ  兄貴ぃ。母ちゃんは毎日何やってんの。机にいろいろ広げてさ。 ぶん  おまえの一番嫌いな事だよ。 ちび  うふっ。その通りだなあ。 とめ  何なんだよっ。 ぶん  勉強。 とめ  へぇ~。あの歳で...
 94 とめ仰天
とめ  ねえねえ、兄貴、なんでこの頃、母ちゃん毎日ウチにいるの? ぶん  母ちゃんはね、仕事辞めたんだ。 とめ  どひゃ~っ。じゃあ、あたいたち、どうやって食ってくのん。 ちび  騒ぐな、おまえはすぐ...
 93 ぶん、新聞にヤキモチ
母ちゃん  ああ、また新聞が・・・ちび     どしたの、母ちゃん。母ちゃん  噛まれてグシャグシャだよ~。とめ     兄貴の仕業だね! ほんっと、おバカ、仕方ねーなあ。ちび     おまえ、鬼...
 92 兄貴の威信回復
ピカッ、ゴロゴロ、ドッカ~ン!ちび   「きゃ~っ」とめ   「うっひゃ~、怖いよぉ」時ならぬ冬の稲妻に、我が家の肉食系女子どもは顔色をなくし、家中を駆け回っております。ぶん   「ん? なんだ、...
 91 危機管理~
母ちゃん  げっ。臭いっ!またこたつ布団にオシッコたれた奴がいる。ぶん     母ちゃん、それ、トメだよ。ちび     あいつ、こたつ布団にこだわりがあるらしいよ。母ちゃん  許せんっ。トメを呼ん...
 90 とめのヤキモチ
ぶん  ご近所のH家の新人猫のことだけど・・・ちび  うん。白茶で可愛い、元気な男の子だろ。ぶん  実はなあ、その話をするたびに、とめの機嫌が悪くなるんだよ。ちび  へえ~何で?ぶん  分からない...
 89 お帰りなさいっ
ガチャガチャ・・・ぶん  さあさあ、玄関開ける音がしてるぞ。二人とも急げっ。ちび  なんだよ、兄貴。せっかくいい気持ちで寝てたのにぃ。ぶん  母ちゃんのお帰りだィ。とめ  ふあ~っ。いいじゃん、こ...
 88 ちび立場無し~
ぶん  あ。ちびが病院から帰ってきた。とめ  姉貴、どうだった?ちび  ・・・(ぶす~)[不機嫌]母ちゃん  ちびはね、カッコ悪くてしょうがないのさ。ぶん  どうして?母ちゃん  この前、ぶんが病院...
 87 ケータイ論争
ぶん  あ~あ、ダメだ、こりゃ。ちび  どうしたの?ぶん  母ちゃんが新しいケータイをいじってるんだ。ちび  えっ!母ちゃんケータイ持っていたっけ?ぶん  一応持ってたけど、面倒くさくて、全然使っ...
 86 とめはスポーツ評論家
ぶん  オリンピックの選手育成に国がどう関わるかが話題になってる。ちび  ロシアや韓国は凄いらしい。母ちゃんの意見も聞いてみたいな。ぶん  ダメダメ、あの人はオリンピック自体に関心ないもん。TV中...
 85 ぶんへの義理チョコ?
ちび  とめ、人間界の「バレンタインデー」を知ってるかい?とめ  うん。女の子から男の子にチョコあげる日だろ。ちび  本命チョコとか義理チョコとかも?とめ  うん。女の子同士の場合は友チョコって言...
 84 肥痩詮議
ぶん  とめ、オマエ、最近太ったんじゃない?ちび  ころっころじゃないか。ウオンバットみたい、きゃははは~。とめ  そういう姉貴は骨皮筋エ門じゃねーか。ちび  何をぅ、それが姉貴に向かって言うコト...
 83 国会中継
TV  「・・・でありますから私はO氏を信じてまいりたいと・・・」    「バカヤロー」「ボンクラッ」    「O氏、戦ってください」    「億単位の子供手当てもらってるボンボンは引っ込めェ」ぶ...
 82 信頼回復?
ガチャガチャ(玄関のドアの鍵を開ける音)・・・ぶん  あ。また、母ちゃんが戻ってきた!ちび  いったん出て行ってから、何度戻ってくれば気が済むんだ。ぶん  今日はこれで3度目だよ。母ちゃん  ふう~...
 81 クリスマス・イルミネーション
とめ  兄ちゃん、ベランダで何見てんの?ぶん  この季節になると、壁がキラキラ光ってる家があるよね。ちび  ぶっ。ありゃ、クリスマス・イルミネーションってんだよ、兄貴。ぶん  不景気だってのに、豪...
 80 オシッコ疑惑
母ちゃん  なんじゃ、こりゃ!くっさ~い!! ぶん  母ちゃん、どうしたの。 般若みたいな顔してさあ。母ちゃん  誰だ~。こたつ布団にオシッコたれた奴は!ぶん  ・・・・ちび  ・・・・とめ  ・...
 79 ちびの言い分
ぶん  ああ、やっと、いつもの日々が戻ってきたね。とめ  うん。姉ちゃんのパニックも収まったし。ちび  あたし、最近セリフもらえなかった。出番は威嚇音の「しゃーっ」だけ。とめ  しょうがないじゃん...
 78 ぶん、ご心配かけまして
とめ  お帰りなさ~い、兄ちゃん。ぶん  ああ、とめ。やっとデキモノ切除の傷跡の抜糸してきたよ~。ふう~。とめ  お疲れさん。で、どうだった? 検査結果。ぶん  悪性腫瘍じゃなかった。脂肪腫だって...
 77 ぶん通院ちびパニック
とめ  今回はちょっとハプニングがあって、あたいが口火を切ります。いつもの乱暴な言葉遣いもしません。実はぶん兄ちゃんが病院へ2回行きました。足の付け根にグリグリが出来たんで。ところが、兄ちゃんが帰...
 76 平成猫ババ論議
ぶん  ねえ、子供手当てのことだけどさ。ちび  またかい? 以前も話題にしたじゃないか。ぶん  オレ、やっぱり納得いかないんだ。なんで所得の高い家庭にも一律に出すんだろ。ちび  知らないよ。定額給...
 75 平成なめ猫談義
ぶん  オレ基本的に母ちゃんに信用されていないのかな。ちび  どうして。ぶん  だって、朝出かける前に、ずいぶん時間とってるだろ。ちび  それが何なの。化粧とか服選びとかやってんじゃないの。とめ ...
 74 とめの名前の由来?
 ぶん  ねえ、今度の政権が掲げている「子ども手当て」のことだけど。ちび  ああ、中学生以下の子どもに月額2万6千円出すっていう、あれ?ぶん  確かに助かる家庭も多いかも知れないけど・・・根本...
 73 平成マスコミ有害論
  ぶん  ねえ、まだTVでS容疑者の覚せい剤事件やってるよ。 生育環境とかさあ。 ちび  うんざりだねえ。 なんでそこまでほじくり返すんだろ。とめ  決まってるじゃねーか。 口あんぐりあけ...
 72 平成猫の手シンポジウム
 ぶん   人間社会には、けしからんことに、猫のワルクチが沢山ある。 今日はそれらを収集分析してみたいと思うんだけど。ちび   はい。 まず、猫の手も借りたいという言葉。 ひどいよ。 まるで我...
 71 平成マタタビ騒動
 ぶん   最近、芸能人の覚せい剤や大麻の所持が問題になってるよね。ちび   う~ん、別に今始まったことじゃなくて、昔からなんじゃないの。とめ   毎日の精神生活が充実していれば、そんなモン必...
 70 平成猫シッポ会議中継
 ぶん   ボクのシッポは短いダンゴシッポです。 ひくひく、としか動きません。とめ    あたいは、けばけばの洗ってない絵筆みたいなシッポ。ちび    あたしのはすんなり長いしなやかシッポ。司会...
 69 平成猫裁き
 奉行ちび   これより、本日の裁きを始める。 訴状によると、黒猫ぶんは茶トラとめ のおやつを 盗み食いしたとのこと。 とめ、これに相違ないか。茶トラとめ   お奉行様、その通りなんでイ。 ...
 68 平成夏の陣・猫会議中継
             毎日留守番をしている、我が家の3匹の猫たちの会話です。ぶん: 人間界は、この夏騒々しいね。 民主党がいよいよ政権握ると...
 67 60代頑張る!?
    このところ仕事が煮詰まって、体がいくつあっても足りないほど忙しい、と母ちゃんは愚痴をこぼすが、なに、その合間を縫って2回ほど息抜きをしているのだ。 オレは知ってるぞ~。 近くはサ...
 66 S&G最後の日本公演
    母ちゃんが夜遅く帰ってきた。 東京ドームでのサイモン&ガーファンクル・最後の日本公演を聴きに行ったのである。 なにしろ、東京ドームに行くのも初めてなら、S&Gを見るのも初めて、と...
 65 ゲロゲロ旅行
    「いやあ、参った、参った」 ここ数日、母ちゃんの口から出るセリフは、これだけである。 オレたちを置いて、(仕事で?)南の島に行ってきたくせに、何をほざいているのか! 留守を預かる...
 64 猫とホタルと人間と
    ある夜、珍しく母ちゃんが家を空けた。 同じマンションに住む女性に誘われて、徒歩5分のところにある自然公園の水路へ、ホタルを見に行ったのである。 ホタルは日没後1時間くらいの間に頻...
 63 想像力の欠如
    クルマで通勤する母ちゃんが、苦々しく思っていることがある。 「なあ、ぶん。 こんなことでいいのかなあ」最近のドライバーは、救急車になかなか道を譲らないのである。 救急車が「道を空...
 62 猫と人間の顔洗い
    オレが無心に顔を洗っているのを見ながら、母ちゃんが言った。「耳を越せ、耳を越せ」  猫の顔洗いが、前面だけでなく、後頭部にまで及ぶと、明日は晴れ!なんだそうな。 これは母ちゃんが...
 61 サイモン&ガーファンクル
    先日の夜、母ちゃんが嬉しそうにLPレコードを回して、60年代~70年代のアメリカの音楽に聴き入っていた。 ウチにはそんな古いモノを鳴らす器械があるのだ。 くるくる回るので猫にはかっ...
 60 K君、頑張れっ
    母ちゃんは芸能人には関心がないし、とりわけK君が属しているSというグループについては、「どこがいいのかわからん」と思うだけである。 しかし、今回の事件については、ほんの少しだけ同情...
 59 勢力地図の塗り替え
    2年に一度くらいの割合で、母ちゃんは部屋の模様替えをする。 情緒不安定のヒトだから、家具類も位置不安定である。 一昨年のある休日の午後、ビールを飲んでひっくり返っていた母ちゃん、...
 58 人間って不自由だにゃ
    母ちゃんが旅に出る前夜、オレたちは母ちゃんの動作ですべてを察してしまう。 トイレを2個セットするし、ストッカーの中の猫食料の残量をしきりにチェックしたり、いつもよりさらに厳重に「...
 57 昭和人間にとっての黒四ダム
    何回か書いたが、母ちゃんは時代劇・動物モノ・「笑点」以外のTV番組はめったに見ないヒトである。 その母ちゃんが、ちょっと前、「黒部の太陽」という黒四ダム建設当時の苦闘を描いたドラ...
 エンゲル係数・ニャンゲル係数
    母ちゃんがしきりにボヤく。「ウチじゃあ、あたしの食費より猫のエサ代のほうが高いんだわさ」 ごもっとも、相すみません。 このことに関しては、オレは小さくなってるしかない。 しかも、...
 55 「記憶にございません?」
    今回の不正政治献金問題で、久々に「記憶にございません」という往生際の悪い言葉を聞いて驚いた。 いわゆる「偏差値の高い大学」をお出になって頭の良さを誇る方々が、都合の悪い時に好んで...
 54 黒猫のタンゴ
    先週、ある民放ラジオで、平日の夕方から昭和の歌大特集みたいな番組をやっていた。 その時々の流行歌と共に、昭和の時代のさまざまな出来事を、当時のニュース音声を再生して振り返ってみる...
 53 猫心、飼い主知らず
    母ちゃんの朝は早い。 5時40分起床。 洗顔歯磨き等、自身の身繕い必修項目に加え、ベランダの植物の世話、オレたち猫の世話、その他イロイロある。    植物だって生き物だ。...
 52 二極分化?
    100年に一度と言われる不況、雇用不安の中で、消費税率を上げることが取り沙汰されている。 オレは猫だから人間のやることはどうもよくわからないけど、何で生活が苦しい人からも高い税金...
 51 女へん・ケモノへんの漢字
    女性の皆さん、漢字の成り立ちって、ひどいんですよ~。      女が3人寄ると喋りあってうるさいので、「姦しい」(かしましい)   女が年を経て古くなったのを、...
 50 昭和人間?
   母ちゃんはカード類が嫌いである。 銀行から金を下ろすためのカードだけは仕方なく持っている。 が、買い物や外食や旅行の費用をクレジットカードで済ませたり、交通機関でスイカとかパスモとかいう...
 49 子役と子猫
    今年のNHK大河ドラマの主人公は直江兼継ということだ。 やっと「いぶし銀」的存在が陽の目を見たじゃないかと、母ちゃんはたいそう機嫌よく、日曜夜8時には缶ビールのふたを開けてTVの...
 48 歴史オタク?
    歴史オタクの母ちゃんが喜んでいる。 昨年に引き続き、お茶の間では知名度の低い歴史上の人物がNHK大河ドラマの主役となったからだ。 母ちゃんは以前から、何故、上杉鷹山とか、天璋院、...
 47 あえて書きます
    暮の29日~30日、母ちゃんは東京在住の知人と共に、故郷の町へ親族の墓参りに行ってきた。 その帰りの夜の新幹線が、小田原駅での人身事故で大幅に遅れたのである。 今回は一泊だけとい...
 46 ぶんより 年頭のご挨拶
    明けましておめでとうございます。 昨年4月のデビュー以来、皆様の暖かい励ましのおかげで「黒猫ぶんの子育て日記」を書き続けることが出来、心から感謝しております。 今年も、偏屈屋の母...
 45 母ちゃんと篤姫
    母ちゃんは自他共に認める偏屈である。 ケータイ、ゲーム機、大嫌い。 近頃の歌手やタレントの名前は覚えるのも面倒、世間で話題の健康法には無関心。 ハヤリのモノにも店にも近づかない。...
 44 トメの冤罪
    母ちゃんの右耳の鼓膜は破れていた。 1年近く、よく聞こえないのを放置、先日初めて耳鼻科の診療を受けて、わかったのである。 大の医者嫌いだから「そのうち治るさ」とタカをくくっていた...
 43 猫川柳
    今回は、前回との絡みで、「猫」が登場する川柳を集めてみました。 登場する淳さんは全国的に有名な川柳作家で、新聞・雑誌等で幾多の賞を受賞されている、人格・識見共に優れたお方でありま...
 42 猫の言い分
    「こたつから猫もあきれて顔を出し」有名な古川柳である。 こたつで暖まっている男女が、他人に見えないのをいいことに、中で手を握ったりしてイチャイチャしている。 それを猫の立場を借り...
 41 母ちゃんはオレと同類
     過ぎてしまったけれど、11月後半の3連休のことを書く。 母ちゃん、珍しく休日出勤なし。 初めの2日は晴れたので掃除洗濯布団干し、普段は出来ないご近所付き合い、および職場からの持...
 40 給付金って何?
    人間世界は不思議だなあ。 役人って本当に何にも分かってないんだね。 政府が給付金とかでお金をばらまくらしいけど、そんなの「焼け石に水」だって。 庶民の上に立つエライ人がこんな初歩...
 39 ぶん、オバマ氏にエールを送る 
    米国に史上初の黒人系大統領が誕生した。 世界中そのニュースで沸き立っている。 だが、母ちゃんには疑問がある。 白人過激派がオバマ氏を狙撃するのではないか。 何百年にもわたる人種差...
 38 Generation Gap
    母ちゃんは朝刊を読んで顔を曇らせた。 読者の投稿欄に、野良の母犬が子犬を育てているという記事を見つけたのである。 人間が我が子を簡単に捨てたり殺したりする今の世にあっては、犬の方...
 37 猫と人間はどっちが賢いか
    大阪をこよなく愛されている田辺聖子さんの昔のエッセイに、北井一夫氏の写真集の紹介があり、ある横丁の光景が活写されていた。 町内の人がよく集まる家の壁に、こんな討論結果表が貼ってあ...
 36 朝バナナダイエット~!?
     オレは猫の身ながら、日本人のハヤリモノ好きにおおいに疑問を抱いている。 彼らはマスコミの巧みな煽動によってある日突然、ぶわっとあるヒト・あるモノを大波の頂上に持ち上げる。 頂上...
 35 家庭内難民
    母ちゃんはこのところ夜は布団を抱いてあちこち家の中をさまよっている。 以前にも書いたことがあるが、真夜中の大運動会がまたもや激化したのである。 酷暑の季節は冷房のあるLDKのフロー...
 34 極楽、極楽
    「はあ~極楽、極楽」 母ちゃんが髪を切って機嫌よく帰宅した。 最近はまったく旅行もせず、職場と家との往復だけであくせくしているものだから、美容院でだらり~んとリラックスしてい...
 33 わかってないトメ
    オレはある程度大きくなってからハグレ猫になり、さんざん世間を放浪したあげく母ちゃんに拾われた。 人間で言えば中学生くらいだったろう。 だから少しはモノも考え、人間観察もし、「こり...
 32 猫とクルマは洗わない
    母ちゃんのモットーは「猫とクルマは洗わない」である。 部屋の掃除や片付けはマメにやるほうだ。 風呂も大好きで毎日機嫌よく入る。 ところが、クルマは毎日使っているというのに、何年も...
 31 猫嫌いは猫好きになる! 
    台風が近づいていると言うのに、母ちゃんがホクホクごきげん顔で帰宅した。 「ぶん、あのコ、無事に育ってるって!」あのコとは、先日、母ちゃんが職場の敷地内で保護して、その後さる女性に...
 30 トメは猫又
    トメは大きくならない。 生後1年2ヶ月は経っているだろうに、いつまでたってもお子様サイズの体で、顔つきも幼い。 行動も幼稚である。 「姉貴」のチビだって、このくらいの時期には、も...
 29 あなたとは違うんです
   「あなたとは違うんです」と、オレは福田さんに言いたい。 オレは母ちゃんが拾った子猫の世話を次々に押し付けられたけど、途中で投げ出すようなことはしなかったぞ。 何度も書いたけど、猫の幼児...
 28 ぶん、家出を決意する?
    母ちゃんがまた職場で捨て猫を保護した。 前回と同じく、目ヤニ・かさぶたで顔中を覆われた幼児である。 見て抱き上げてしまった以上、責任を持って引き取り手を捜さねばならぬ、というのが...
 27 深窓の令嬢
    母ちゃんの知り合いには、もちろん、犬猫を飼っている人が多い。 知り合ってから影響しあったのか、犬猫が好きだから気が合うようになったのか、判然としない。 だが、その中で圧倒的に多い...
 26 土の臭いが恋しい 
    ウチの母ちゃんはここ4・5日短いながら「夏休み」を取っている。 その日常は、猫のオレがあきれ返るくらいのグータラぶりだ。 折からの酷暑で、旅行も外出もする気にならず、家に引きこも...
 25 猫とテレビと新聞と
    唐突だけど、ウチの母ちゃんにはお気に入りの動物番組があって、仕事その他で見れない場合以外は、その時間帯に缶ビール片手にTVの前に座り込むのが常である。 先日は、何週間ぶりかでその...
 24 何も置けない
    母ちゃんはこぼす。「せっかくリフォームしたのに何もキレイな物が置けない」それはそうだ。 オレたち猫族によって花瓶はひっくり返される。 観葉植物は最後の一枚まで葉をかじられる。 額...
 23 容姿
    身内が言うのもなんだけど、チビはかなりの美形である。 そりゃ怒るとリビア山猫みたいにこわい顔にもなるんだけど、普通にしていれば彫りの深い顔立ちの美しい猫である。 そこらを歩いてい...
 22 母ちゃん仰天!
    今回の記事は、突如オレの身に降りかかった厄災なので、母ちゃんが自分が書くって言っています。(今から半年くらい前のことです) 暮れも押し迫った12月のある夜。 ウチに帰って、出迎え...
 21 布団蒸し
    我が家では、毎日、母ちゃんが仕事から帰ってくると、我々3匹の猫がリビングのガラス戸を隔てて「お帰りなさい」と出迎えるのがしきたりである。 そして、母ちゃんが持ち帰ったスーパーの買...
 20 真夜中の大運動会
     このバカ子猫が母ちゃんにもたらす被害は多大である。 真夜中の3時、コイツのおつむにぱちりとスイッチが入るや、オレたち2匹が「うん、なんだ、なんだ?」と起き出して、大運動会が始ま...
 19 化け猫騒動
     そんなある日のこと、深夜11時ごろ、母ちゃんがコンビニに飲み物を買いに出た。 これは、母ちゃんが帰ってくるまでの約20分の間に起こった怪事件である。 以下は衝撃を受けた母ち...
 18 いいかげんな命名
    チビに育児を任せきっている母ちゃんだけど、さすがに呼び名くらいはないと不便だと気づいたのか、「おトメ」という名前を考え付いた。 この名前の由来は、子猫が知れば憤慨モノである。 以...
 17 チビの変容
    子猫が拾われて3日目。 様相は急展開を呈した。チビは依然怒ってはいるらしいが、活発に動き回る子猫の運動の相手を買って出たのである。 拾われた時ボロボロだったチビとは違って、この子...
 16 育児ふたたび
       この章から、やっと現在の「トメ」が登場することになります!   知~らないよ、知らないよ。 オレはもうたくさんだからね。 皆さん、聞いてください、母ちゃんがまた子猫拾っ...
 15 新居
    母ちゃんは週2回、マンションの部屋に戻る。 洗濯をするのと、ベランダの植物に水をやるのが表立った目的だけど、何、実は改装工事がどこまで進んでるのか見たいんだね。 工事をしているの...
 14 「続」母ちゃんのバカ~
   「今回は母ちゃんからちびに語り継ぎます。 だってオレ、今いじけてるんだもん」母ちゃん・・・つくづく思いました。 猫ってのは人間と同じで、一匹一匹人柄ならぬ猫柄が違うんですね。 今回の仮...
 13 母ちゃんのバカ~
           __この引越し話は今をさかのぼる1年前の騒動です__ 今回は母ちゃんが是非にも、と言うので記述者の役割を譲ることにしました。 これ...
 12 内弁慶
   話は前後するが、ちびの性格が変わってしまったようだ。 これは手術を受ける前からなので、病院生活が原因とは思えない。 どう変わったかというと、極端な人見知りをするようになったことだ。 以...
 11 引越し
    母ちゃんがこのごろ頻りに家の中を片付けている。 戸棚の中の物を箱に詰めたり、不用品の処分をしたり。 どんどん家の中が広くなっていく。 そして「工務店のおじさん」というヒトたちが打...
 10 ちびが帰ってきた!
   ちびは病院に2泊して帰宅した。 オレは嬉しくて、ちびの薬くさい体を嗅ぎまわった。 ちびは家に居る時こそ暴れん坊だけど、外に出るとからっきし意気地なしで、病院なんかに3日いればどんなにし...
 9 ちびがいなくなった!?  
   ある日、母ちゃんが猫用キャリーケースを取り出して、いやがるちびを無理やり押し込め、あたふたと出て行った。 それからしばらくして帰ってきたのは母ちゃんだけ。 ちび、どうしたの? 母ちゃん...
 8 猫のワザ 
    「ぐははは」母ちゃんがちびのやる事を見てバカ笑いしている。 しばらく、ウチのちびすけのことを喋っていなかった。 オレにとっては、同類のちびより、異類の生き物である母ちゃんを観察し...
 7 ケータイ亡国論
    まったく、ウチの母ちゃんのTVの好みほど、ハッキリしてるものはない。 動物番組と時代劇、「笑点」(およびこれに類するもの)、この三種類しか見ないんだもの。 あとは、たまに気に...
 6 転職願望
    カタいことばかり喋ってたら疲れちゃった。 オレの脳、容量小さいんだもの。 無理な仕事させると、すぐエンストしちゃう。 と思った瞬間、近くで「わお~ん」という動物の咆哮(ほうこう)が...
 5 イジメ
     ちびがずいぶん大きくなって、じゃれあっって蹴られると、時には本当に痛いんだ。 母ちゃんは、オレたちが転げまわってるのを見て、ふざけなのかケンカなのか分からなくなってくるらし...
 4 ストレス
     オレはかなり疲れてる。 ちびから目を離せないし、自分の好きな遊びだって我慢してるんだよ。 オレの大好きな遊びは、夜母ちゃんが仕事から帰って「ぷは~」とうまそうに缶ビール飲ん...
 3 親バカ
    ウチの母ちゃんはオレたちのことを職場の同僚にベラベラ喋ってるらしい。 ま、それはいいんだけどね。 やたらにオレとちびの写真を撮っちゃあ、職場に持っていって、誰彼かまわず見せま...
 2 子育て
    このぶさいくなチビスケがとんでもないコでね。まったく遠慮というものを知らないんだ。もっともオレが母ちゃんに拾われたのは、もうオレが中猫(人間で言えば中学生くらい)だった頃だから、一応...
 1 出会い
     これは主人公ぶんが「初めての養い子」ちびと出会った場面から書き始めたものなので、二番目の養い子トメの登場は少し後のことになります。 猫マンガと母ちゃんの奮闘記はリアルタイム...