ウチにお客さんが来ていた時の事です。例によって、ぶんはお客さんに愛想を振りまき、ニャンニャン甘えていたんですが・・・
お客さん うん? ちょっと・・・ぶんちゃんが血ぃ出してますよっ。
母ちゃん えっ? いや大丈夫。こいつはよくいろんな所から血ぃ出すんで。
(以前からお尻の臭腺腫らして爆裂口を作ったりしてます)
お客さん でも、止まらないです、点々と血の跡が。
母ちゃん 平気、平気。(お客さんを動揺させてはならない)
お客さん 後ろ足からみたいですよ。あ、爪の間からだ。
母ちゃん あ。昨夜、爪を切ったんだっけ。切り過ぎて割れたかなあ。
(ここに至って、母ちゃん、原因が分かって、自身の動揺が収まる)
その夜のこと・・・・・
とめ 情けないやないか,母ちゃんは。お客さんに兄いの出血場所教えてもらうなんて。
ちび 母ちゃんはビビリだからね。普段エラソーな事言ってても、いざとなると何も出来ないのかもよ~。
とめ そういや、お客さんに、自分のコト棚に上げて説教じみたこと言うとったやないか。わては、聞いてて「よう言うわ」思てんねん。
ぶん (もう血が止まった)職場の若い人らしいけどね。オレはあの人すっごく好きだなあ。
とめ わてもそうやで。この際、母ちゃんに出て行ってもろて、あの人に来てもらおやないか。
母ちゃん うぬっ。くそっ、おまえら、黙って聞いてりゃ、勝手な事ばかりほざきおって!
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