「後ろめたさ」の功罪?

 

   以前にご紹介したことのあるワンさん・マルコ君(通称マルちゃん)の近況です。 幼少期に辛い思いをしたけれど、その後、心優しい飼い主さんに引き取られ、今は平穏な日々を送っているマルちゃん。 飼い主の父さんにぴったり寄り添い、甘えたり、すねたり、表現力豊かなワンさんに育ちました!
 

   そのマルちゃん、毎朝元気に、父さんに「おいらのメシはまだですかあ!」と催促をするのだそうです。 ところが、ある朝。 珍しくマルちゃんがメシの催促をしない。 で、部屋の隅っこでうなだれている。 これを見て父さんは、すぐピンときて「ははあ、何か、やったな」と思ったんだそうです。
 案の定、マルちゃんは、自分のトイレ以外の場所におしっこを垂れていました。 もちろん散歩にも連れて行ってもらっているのですが、夜間はシートの世話にならざるを得ない。 そのシートの位置はシッカリわきまえているはずなんですが・・・
 

   犬も猫も何かしら失敗やいたずらをして、うしろめたい所があると、必ず顔や仕草に出ます。 ウチの猫たちも、私の入浴中、花瓶を引っくり返して割ったことがあります。 お風呂から出てくると、3匹の様子が何となくおかしい。 いつもなら、「母ちゃん、遊ぼ」と寄って来るのに、3匹とも私と目を合わせないで、固まっています。 おかしいな、と思って辺りを見回すと、大切な花瓶が卓上から落ちて割れていました。
 

  「やっちまったぜ~」と思って小さくなるところは、人間と変わりません。 また、それがあるからこそ、ヒトも動物も生き物としての「可愛さ」がにじみ出てくるのでしょう。 身近な動物たちの喜怒哀楽に、これからも付き合っていきたいと思います。

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