「ある日の猫一家」その37   室外機の下?

 

 

「おい、トメ。 姉ちゃんが見てないうちに室外機の下にもぐってみなよ」

「ウン?」

 

     
 

「こう~?」

「うん、うん、オレはデブでもぐれないからさ」

(しかし、ホント、おまえのシッポって面白いな)

 

     
 

「兄ちゃん、熱いばかりで、何も面白いモンなかった・・・」

「あ、そ」

 

     
 

「トメ、兄ちゃんのおバカな遊びにつきあってないだろうな?」

「・・・は、は~い」