「ある日の猫一家」その98   トメの見る夢

 

 

「誰もアタイを花見に連れて行ってくれない・・・」

 

     
 

「・・・ねえ。 トメが花見に行けないって、かなりヘコンでるんだけど」

「仕方ないじゃないか、ここは集合住宅で、オレたち室内飼いなんだし~」

     
  「もう、いいよっ。 せっかく古典文学の勉強もしようって気になってたのに・・・」
     
 

「願わくば花の下にて春死なむその如月の望月の頃」

トメが知りたかったのは西行法師の歌の境地でありました

   

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