「ある日の猫一家」その213   秋の家路・・・

  新しい仕事に就いた母ちゃんが、夕方、とぼとぼと家路をたどる・・・
     
  とめ 「あ。足音するよ、兄貴、姉貴」
ちび 「今日もお疲れかあ~」
ぶん 「仕方ない、皆で迎えるか」
     
  一応、3匹リビングの扉の向うにいることはいる・・・
でも、皆、視線がばらばら(猫だから)
とめなんぞ、大アクビ
     
  3匹 「母ちゃんの今度の職場、田舎で、川があって、鴨が泳いでるんだろ? 土産に持って帰ってよお」

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