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とめ 「ねえ、姉貴~。 母ちゃん、どこ行っちゃったの」 ちび 「あたしも知らないんだよ」 |
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ぶん 「母ちゃんが留守してる時こそ、オレたちがしっかりしなきゃいけないんだぞ」 とめ 「へっ。遊びに行ったのかも知らね~のによ」 |
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母ちゃんは、その頃、陽気に誘われ、猫達の事も忘れ果て、東京近郊のヤマをふらふらと歩いておりました。 「うわ~、まだ桜が咲いてるなあ」 |
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そこは、古来より民間信仰対象の霊山。 母ちゃんは、やはり、「地球~人間の暮らし方~生き物との関わり」がよい方向に向くよう、祈りを捧げてきたようです。 |